税務当局からの追徴課税を防ぐ、ロイヤルティー契約を中心に

海外子会社の経営が軌道に乗り、なんとか黒字化できて安堵感を抱く企業の方に次の財務課題を伺うと、「注ぎ込んだお金が戻ってこない」とのお答えをいただくことがよくあります。特に、海外投資は初めて、海外からの法令遵守、設備投資の要求に従順に多額の資金を送金したものの、今後どのように資金を回収すればよいのか具体的な方策を準備されていないケースをよく見受けます。

他方、投資資金回収の為、ロイヤルティーの契約書を締結して法的文書を準備したものの、不十分な理論的根拠、料率設定により税務当局に否認されるリスクがあります。また、マネジメントフィーについても明確な方針がないまま単純に海外に請求している場合も同様です。ある日突然の税務調査で、思いがけない追徴課税を受けた企業は少なくありません。

本セミナーでは、代表格の配当、ロイヤルティー、マネジメントフィーに焦点を当て、また、子会社との商流も振り返る場を提供いたします。最も難解なロイヤルティーについては、その手法・評価、国内外の税務調査、移転価格問題など、これまで国際税務に関与してきた講師が解説します。

本社の財務経理部門にて、将来「どのように資金を引いてきたらよいか」のいう命題のある責任者の方には、ぜひ聞いていただきたいセミナーです。市販の書籍や専門家からは語られないような実例、節税のためのヒントにも触れ、少人数制で随時ご質問にお答えしながら対話形式で進めていきます。

~更に希望者にはセミナー後の 【個別相談】 にも対応させて頂きます~

日 時 2024年11月29日(金) 13:30 ~ 16:00
場 所 日本陶磁器センター 会議室
講 師 深見 広彦 氏 (OBACアドバイザー)
税理士。「海外監査」、「国際税務」を軸に独立開業。名古屋税理士会所属。
国際会計事務所のプライスウォーターハウス(現PwC)にて会計監査、税務、カナダ駐在、HOYA(株)オランダ駐在では海外子会社統括に責任者として従事、矢崎総業(株)本社にて海外現法の財務プロジェクトに参画などの経験も持つ。
内 容

配当・ロイヤルティー・マネジメントフィーの比較分析、ロイヤルティーの手法・評価・資金環流のための方法論比較、親子会社間の国際税務問題、節税策の紹介、税務調査事例と対策など。

受講料(税込) 11,000円/人
定 員

20名(先着申込順)

申込期限 2024年11月27日(水)
※定員になり次第、締め切らせていただきます

【申込先】 一般社団法人 海外事業支援センター名古屋(OBAC) 
       E-mail: info@obac-nagoya.com
       Web-site: http://OBAC-Nagoya.com
       TEL:052 (700) 0479 / FAX:052(308)3213

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