1 メキシコと言えば

読者の皆様、メキシコと言えば何をイメージされますか?

太陽、陽気な人々、サボテン、テキーラ、ソンブレロ、ラ・バンバ、トルティージャ ・・・・・・・・・ といろいろありますね。

今回は、私が長期出張したメキシコ合衆国のカンクンとメキシコシティを中心にお届けします。

 

2 親日国メキシコ

海外では、中東に住み、また他24カ国に出張してきた私にとって、メキシコは、一言で言えば、親日国であり、好きな国です。

公用語はスペイン語ですが、主要ホテルや空港等では英語は通じます。

メキシコ内陸部 真野撮影

人口は約1億3千万人で日本と同程度ですが、面積は約200万平方キロメートルで日本の5倍で、乾燥しており赤茶けた土地が多いです。

国民はカトリック系が約8割、1人当たりGDPは約8,400ドル(2020年)で、貿易相手国は隣接するアメリカ合衆国がメインです。日本との貿易では、日本からの輸出は自動車部品や自動車が多く、投資では自動車部品メーカーや自動車メーカーの工場が点在しています。

出張時には、国際ビジネスの相手先は概ね英語は大丈夫ですが、タクシーや一般のお店では、よく使う単語だけでもスペイン語を覚えておくと安心です。あと、メキシコ人は陽気ですがゆっくりのんびりですから、せっかちな日本人は頭を切り替え、忍耐力をもって仕事をすることが肝要です。

3 メキシコシティ

メキシコシティとカンクンに長期出張してきましたが、愛知のセントレアから米国ロサンゼルス経由でメキシコシティに行き、メキシコシティからは小さな飛行機でカンクンに入りました。結構、時間がかかります。

テオティワカン Wikipedia

メキシコシティでは、相手先に会いましたが、空港ではなんと財布を盗まれました。国によっては、こうしたことは注意していてもよくあります。実に巧妙に盗んでいきます。私は、海外では常に財布を2つ持っていきますが、金額が少ないほうですし、命を盗まれるより良かったと思うことにしています。

この首都メキシコシティでは、少し離れたところに世界的に有名な遺跡テオティワカンがあります。私は仕事で忙しく、行く時間はありませんでしたが、出張途中で休暇を取れる方、また観光の方は、一度は行かれるといいでしょう。

4 カンクン

COP  真野撮影

カンクンでは、国連の会議や民間の国際会議に出席しました。

国連の会議はCOP(国連気候変動枠組条約締約国会議)で、この時は暖かいカンクンの雰囲気が奏功したのか、交渉が予想以上にうまく進展しました。

私は、経営コンサルタントであると同時に、地球環境(含む脱炭素)の研究者でもあり、長年調査研究を行いCOPに出席し、また国・企業・自治体にも提案を行っていますが、暖かいところでCOPを開催すると纏まる経験則を感じています。

 カンクンは、写真のようなカリブ海に面した大リゾート地で、世界の一流ホテル(リッツカールトン、インターコンチ、JWマリオット、ウエスティン、フィエスタアメリカーナ、他多数)など100以上の大型ホテルが立ち並ぶ、スケールの大きな国際リゾート地で、ハワイのワイキキに似たところもあります。ヨット、スキューバダイビング他の各種マリンスポーツ、またゴルフ、世界遺産探索も盛んです。

カンクンホテル群、カリブ海  真野撮影

元々は人がほとんどいない閑散とした地域でしたが、1970年代から巨大資本で開発され、現在は年300万人を超える人が訪れ、世界的に成功した大規模国際リゾート開発のビジネスモデル実例となっています。多くの人が訪れますが、環境保全は万全で、例えばビーチの海水は驚くほど透明度が高く、高い純度を維持しています。

ここでは、鉄道がないためバスやタクシーで仕事場(会議場)とホテルを往復していましたが、びっくりしたのは、写真で写したオオトカゲです。全長1.2mぐらいのガラパゴス諸島にいるようなオオトカゲが普通にうろうろしているのです。

オオトカゲ、海岸  真野撮影

これはペットなのか、カンクンでは当たり前に多数いるものなのか分かりません。現地の人は全く驚いていませんでした。カンクンは、元々、マヤ語で「蛇の巣」ですので、今も爬虫類の楽園かもしれません。

5 お勧め

カンクンで泊まったホテルは、国連の推薦もありフィエスタ・アメリカーナ・コンデッサ・カンクンでした。メキシコらしい茅葺のパラパやヤシの木に囲まれた寛げるホテルでした。

オールインクルーシブで、何を食べても飲んでも美味しく、またチップも要らず、食事等も全て込みで当時約1.2万円/1泊で泊まれ、室も広大で、ホテルスタッフのサービスレベルも最高でした。(オールインクルーシブは、メキシコやジャマイカなど中米のリゾートホテルに多い価格システムで、顧客満足度が高いと言われています。)

ここは、今まで泊まった世界のホテルの中でも3指に入ります。他も聞きましたが、値段、サービス他、多角的にみて、カンクンではこのホテルがお勧めです。実価値はこの価格の3倍以上はあると査定?します。

宿泊ホテル  真野撮影

最後にもうひとつお勧めは、テキーラでしたらドン・フリオ・アネホです。テキーラは竜舌蘭の一種のアガベから作りますが、このドン・フリオ・アネホは極めて高品質なアガベと特殊発酵技術により、スムースさと豊かな旨み、それに余韻の長い味わいを実現しています。プレミアム・テキーラの代表です。これはいいですね(宣伝料をもらっているわけではありません。笑)。私は小ボトルを、部下などにも買ってきました。

忙しい仕事の切れ間の週末30分程、テキーラを飲み波の音やメキシコ音楽を聴くと忙中閑ありで、ひととき心身が解放されてまさにパラダイスに来た瞬間でした。

仕事でカンクンに来ることは少ないと思いますが、観光で一生に一度はここを訪れ、米国や欧米のセレブ等からも評価が高い第一級の世界的リゾートを楽しまれてはいかがでしょうか。ユカタン半島ですから、近くには、世界遺産のマヤ文明の遺跡(チチェン・イツア、トゥルム、他)も多く点在しています。

私もいつか、できなかった遺跡巡りも兼ねて、プライベートで家族とゆっくりと再訪したいものです。

(※ 筆者はアドレ・コンサルティング 代表)