「何とか回している」状態から「安心できる」状態へ ~

海外子会社を持つ企業の方に、その子会社の財務経理管理の状況を伺うと、「ドタバタしながら何とか回しています」とのお答えをいただくことがよくあります。「何とか回している」状態は、何か大事が起こると、たちまち、うまく回らなくなってしまい、想定外の損失が発生するかもしれない状態でもあります。

例えば、売掛債権。引当金は積んでいます、というだけなら、実際に貸し倒れが発生してしまうリスクがあります。貸し倒れ自体を生じさせない工夫をしないと、安心はできません。あるいは在庫管理。実務体制が不十分ですと、ある日突然、巨額の棚卸差異が発覚するかもしれません。

本セミナーでは、そのほか、資金繰りや本社への資金還流、海外税務調査、移転価格など、海外子会社にとって特に重要な財務経理課題について、海外現法の財務経理に関与してきた講師が、多数の事例を紹介しながら、効率的で安心できる実務体制を構築するための方策を説明します。

海外子会社をお持ちで、「何とか回している」状態の企業の経営者や財務経理部門の方には、ぜひ聞いていただきたいセミナーです。必ず改善のためのヒントが得られます。少人数で、ご質問には随時お答えしながら進めていきますので、内容はよくご理解いただけます。

日 時 2024年4月12日(金) 13:30 ~ 16:00
場 所 日本陶磁器センター 会議室
講 師 深見 広彦 氏 (OBACアドバイザー)
税理士。「海外監査」、「国際税務」を軸に独立開業。名古屋税理士会所属。
国際会計事務所のプライスウォーターハウス(現PwC)にて会計監査、税務、カナダ駐在、HOYA(株)オランダ駐在では海外子会社統括に責任者として従事、矢崎総業(株)本社にて海外現法の財務プロジェクトに参画などの経験も持つ。
内 容

売掛債権回収のリスク管理、在庫の棚卸差異分析、
資金繰り表の活用、キャッシュプーリングの導入、
本社への資金還流の検討、連結決算上の利益管理、
海外税務調査の対処と管理、
海外の税務専門家との付き合い方、移転価格の攻略方法

受講料(税込) 5,500円/人
定 員

20名(先着申込順)

申込期限 2024年4月10日(水)
※定員になり次第、締め切らせていただきます

【申込先】 一般社団法人 海外事業支援センター名古屋(OBAC) 
       E-mail: info@obac-nagoya.com
       Web-site: http://OBAC-Nagoya.com
       TEL:052 (700) 0479 / FAX:052(308)3213

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